六本木にある、東京ミッドタウンの21-21DESIGN SIGHTで開催された展覧会。
2003年の会館以来、これまでに開催された23回の展覧会を4つのテーマにまとめ、この施設のスタートの一つの意図であった、日本におけるデザインミュージアムの開設を、改めてアピールするという趣意。
この施設も、すでに立派なデザインミュージアムだと思えるが。
最初のスペースは、CREATINGと題し、ルーシー・リィー、田中一光、倉俣史朗など、デザイナーの先人達をテーマにした展覧会を振り返っている。
続いて、広い大きなスペースは、FINDING、MAKING、LINKING、3つのテーマに分けられていた。
デザイン『あ』展、チョコレートをテーマにした展覧会。ペットボトルを効果的に使った展示で印象に残る水についての展覧会、東北の様々な民芸品や生活用品をテーマにした展覧会などなど。
こうして見て行くと、私が実際に足を運んだのは、全体の半分ほどだろうか。意外と通っているようにも、意外と行っていなかったようにも思える。
これまで訪れたことがある人にとっては、過去を振り返ることができるいい経験になるかもしれないが、初めて訪れた人にとっては、入場料に見合う価値があったのだろうか?
と考えてしまう内容の展覧会だった。
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